タカハシクリニック訪問記

JR蒲田駅と京急蒲田駅のちょうど中間あたりで1990年から精神科・心療内科クリニックを運営していらっしゃる高橋龍太郎先生を当院脳外科部長・両立支援センター担当部長の加藤先生、伊東医事課長と共に訪問させていただきました。アルコール依存症のプログラムやデイケア・ナイトケア、認知行動療法、心理カウンセリング等に力を入れて診療をされています。特に現在我々の法人の重要な役割である両立支援や地域産業保険総合支援という面では、精神障害による労災請求が非常に多くなっており、R5年には全国では3500件、東京都内では750件と指数関数的な増加を見ており(R1年の倍)早急な対策が必要です。当院精神科の山田部長は東京地産保センターのメンタルヘルス対策支援アドバイザーを委嘱されておりますが、メンタルヘルス障害による職場復帰率は極めて低く、広く多くの患者を扱いまた予防するには時間と労力を要します。ぜひ高橋先生にもご協力いただけるようお願いしてまいりました。また今後も医療面で、当院の強みである脳神経疾患治療・認知症治療などの面でも連携をお願いしてまいりました。 

先生は ニッポン放送のテレホン人生相談の精神科担当を15年以上担当され、また多くの書籍も出版されています。 

高橋先生のクリニックの情報はこちら 

さらに高橋龍太郎先生は別の面もお持ちで、草間彌生さんはじめ日本の戦後の現代アートに極めて造詣が深く、コレクションは3500点。現在東京都現代美術館では高橋先生のコレクションの一部の展覧会が開催されています。当院も少しずつ美術展示にも力を入れたいと思っており、今後も色々お教えいただきたいと思います。 

森田記

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