大西医院 大西真由美先生訪問

大森中・梅屋敷近くでお父様のクリニックを引き継いで開業されている大西真由美先生を訪問させていただきました。元々は血液内科医をされていましたが、医院に多くの立派な医療機器があるため、レーザー治療なども美容形成をされている弟先生に習って太鼓判を押されておいでとのことです。非常にお元気な先生で、大田区近隣の医療についての、たくさんの情報をいただきました。特に最近は鉄欠乏に注目されていて、少し元気のない女性は鉄剤を飲むと元気になる! と耳寄りなお話しも伺いました。 

後日下記のような追加のご説明もいただきました: 

「貧血なき鉄欠乏については、Hb12または基準値内にあるにもかかわらず、鉄が足りない状況を意味します。主に月経過多が原因となり30歳代から40歳代の女性に多く見られていて、ご本人も鉄が足りないと自覚されないことも多いし、医療者にも気づかれないことが多いです。その方たちを見つけて鉄を補充すると、元気になることが多いということです。この世代の方たちは、調子が悪くても、疲れてるからとか運動不足だからとか更年期だからと思っていらっしゃいますが、もしかすると鉄欠乏のせいかもしれない。貯蔵鉄の指標であるフェリチンを調べてもらって、もし足りないようなら補ってみましょうということです。」 

それと大田区ではやや稀な皮膚腫瘍も多いとのことで、地場産業・工業との関連も今後検討してゆかねばならないかも知れません。先生から年間100症例以上の患者さんをご紹介いただいており、今後も密な連携、断らない医療をお約束して参りました。 

 森田明夫記

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