東京品川病院 蒲池健一院長 訪問記

現在東京大田区で最も勢いがある病院は東京品川病院です。絶対断らない救急をスローガンに年間9000台以上の救急車を受け入れ、各科とも年数百以上の手術件数をこなしています。病床数は同じでも当院の倍くらいの規模で全ての活動をしています。お恥ずかしい話ですが、何かそんなに違うのか?どうやって職員のモチベーションを鼓舞しているのか秘密を探るため(?)と今後更なる連携をお願いするために訪問させいただきました。なかなか小一時間の訪問では、答えは見つかりませんし、蒲池院長もなんとなくそうなっているというニュアンスのお話でした。印象として、通りかかる職員の方達がみなさん「こんにちは」と挨拶してくれます。院内も明るいデザインで統一されており、昔私が東芝病院の頃に手術支援に伺った時とはガラッと印象が異なりました。現蒲池健一院長・理事長やCEOの蒲池眞澄先生達の徹底した「何がなんでも治す」というスローガンの元に指導されているのだろうと思います。蒲池CEOは80歳を超えていますが、今でも全国の病院を動き回り、数年計画での新しい病院統合などを進めていらっしゃるとのことです。院内を案内してくれた事務の行武さんも本当に丁寧に細かいところまで教えてくださいました。湘南鎌倉や牧田総合のシステムに倣って動きやすく俊敏に稼働できる救急室の体制を作ったり、また多くの麻酔科医を擁して手術数をこなしています。手術室の数は6つですが、フル活動、カテ室も同様でした。とても刺激になる訪問でした。今後も地域医療の発展のため相互に協力できることは連携してゆきたいと思います。

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